信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

望月高「多部・単位制で存続を」 実行委が決議採択
2005年12月 9日掲載

 望月高校の存続を求めて活動する「存続と発展を図る実行委員会」(上野品吉会長)は7日夜、佐久市望月の駒の里ふれあいセンターで集会を開き、「多部制・単位制高校としての存続」などを求める決議を採択した。

 集会には住民、在校生、卒業生ら約450人が詰め掛け、立ち見の人も。県教委と第2通学区(東信)高校改革プラン推進委員会に対し「選抜方法、募集定員、高校統廃合については地域の実情に十分配慮する」「望月高校を多部制・単位制高校として存続、発展させる」の2点を要請すると決議した。決議文は9日、県教委に提出する。

 在校生の意見発表もあり、3年生の池田孝寿さん(18)は「出身の小学校も統合でなくなって寂しい思いをした。これ以上母校をなくしたくない」と訴えた。


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