信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

第4通学区推進委、会合 「大北地域」結論持ち越し
2005年11月21日掲載

 第4通学区(中信)の高校改革プラン推進委員会は20日、第12回会合を松本市内で開いた。県教委の再編案で挙がった大町高校と大町北高校(ともに大町市)の統合問題などを論議したが、結論を12月4日の次回会合以降に持ち越した。

 両高校の統合について、委員からは「生徒数の減少が見込まれる将来を考え、ある程度の規模を確保するためには必要」といった賛成意見が出た。一方で、「統合で両校が持つ特色が薄れる恐れがある」「再編は、大糸線沿線にある安曇野市内の3高校を含めた議論が必要だ」などの慎重論もあった。

 また県教委の案では存続とされたものの、現状でも定員割れの状態にある白馬高校(白馬村)についても協議。統廃合のほか、職業科への転換、中学校との連携を強化する、などの意見が出された。


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