信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

「総合学科校導入」など3案 南信州広域連合検討委で私案
2005年11月 1日掲載

 南信州広域連合の「高等学校の未来検討委員会」(委員長・岡庭一雄阿智村長)は31日、飯田市内で第2回会合を開いた。会議の非公開部分で、県教委の高校再編案の対案として、具体的な校名は挙がらなかったものの「多部制・単位制校の導入」「総合学科校の導入」「(飯田下伊那の公立)8校の堅持」の3案が、私案として複数の委員から出された。

 第3通学区(南信)の高校改革プラン推進委員会は、旧通学区(諏訪、上伊那、飯田下伊那)の各地域で1校減―とする再編案を打ち出している。検討委はこの日、推進委の案に沿った方向で議論を進めるかどうかを、次回会合で委員30人の採決で決めることを申し合わせた。

 その上で私案について議論を進め、11月16日の会合で最終的な再編案をまとめるとした。


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