信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

高校生の意見を聞く「会議」 須坂で開催
2005年9月22日掲載

 須坂市の三木正夫市長は21日、第4次市総合計画後期基本計画(06―10年度)を策定するのに当たり、高校生の意見を聞く「わいわい会議」を同市の須坂園芸高校で開いた。高校生は、歩道の整備や街路灯の設置など安心して住めるまちづくりを求めた。

 会議には生徒会役員やクラブ代表ら3年生24人が出席。三木市長は「これまでは大人が考えて計画を作ってきたが、今回は市の将来を担う若い人の意見を入れて作りたい」とあいさつし、意見を求めた。

 長野市から自転車通学している男子生徒は、「歩道がでこぼこしているので整備してほしい」と要望。須坂市内に住む生徒からは、信号機やカーブミラー、街路灯の設置など通学に使う道路の安全対策を求める意見が多く出た。三木市長は「歩行者やお年寄りが安心して通れる道を整備していきたい」と応じた。

 同会議は、総合計画に若い世代の意見や要望を反映させようと市側が呼び掛けて開き、同校を皮切りに市内4高校で順次、実施する。


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