第4通学区(中信)の高校改革プラン推進委員会は28日、6回目会合を松本市内で開いた。県教委が推進委の要請に応じ、再編案の根拠とする生徒数、地理的状況などをまとめた資料を提示。次回以降、資料を基に具体的な議論に入ることで合意した。
再編案によると、同通学区内の全日制を20校から17校に減らす。県教委側は「学校の立地状況、近接校との距離、通学の利便性などに配慮した」と説明した。
委員からは「学科や学級数が生徒のニーズに合っているのか」「高校生、中学生がどう考えているのか―の情報が足りない」との声が出て、県教委を通じた高校生へのヒアリングを検討することも決めた。