信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

木曽の連絡協が初会合 来月からシンポ―決定
2005年8月21日掲載

 県の高校改革プランに対応するため発足した「木曽3高校連絡協議会」(会長・田中勝已木曽福島町長)は19日夜、木曽福島町内で初の役員会を開き、9月にシンポジウムを開くなど、木曽地域の高校改革像を練っていく方針を決めた。

 役員会には、木曽地区3高校の学校関係者や町村関係者ら計19人と、木曽郡内の高等学校改革プラン推進委員3人が出席した。

 意見交換では、当面3高校を存続しながら独自の改革像を提案するために、9月中旬以降にシンポジウムを開くことを決めた。中高生も参加する討論を行うほか、10、11月にもシンポを重ねる。年末までに案をまとめ、県教委や推進委員会に提出する。3高校で特色ある学校づくりに取り組む教師との意見交換会を行い、地域として支援していく方策も探る。

 田中会長は「いずれは生徒が減るので、統合は避けられない課題と多くの人は思っている。ただ、それは県教委の考えだけで進めるものではない」と強調した。


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