信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

第4通学区推進委会合 多部制・単位制で議論
2005年8月13日掲載

 第4通学区(中信)の高校改革プラン推進委員会は12日、松本市内で5回目の会合を開いた。県教委案で各通学区に1校ずつ置くとしている総合学科校と多部制・単位制校の在り方について意見を交わした。

 総合学科について、県教委は既に導入している塩尻志学館(塩尻市)の大学進学率や中退率などの数字が好転していると説明。北安曇・南安曇郡、木曽郡のそれぞれの地域でも、連携校などの選択肢を含めて導入の検討を求める意見が目立った。

 同委員会は、多部制・単位制の導入を前提に議論を進める方向で一致。松本筑摩(松本市)を多部制・単位制にする県教委案に関連し、「松本筑摩の全日制普通科の3学級分を大北地方に回し、大町と大町北の統合を再検討してはどうか」(鈴木義明・蘇南高教諭)との提案もあった。


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