信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

望月高同窓会など、存続求める要望書―提出
2005年8月10日掲載

 県教委の県立高校再編案で統廃合の対象になっている望月高校(佐久市)の「存続と発展を図る実行委員会」や同窓会、PTAなどは9日、県教委を訪ね、望月高校を廃校にせず、再編案の白紙撤回を求める宮沢脩教育委員長あての要望書を、1万5713人の署名を添えて提出した。

 要望書では、幼稚園・保育園から高校まで学校と地域が連携して支援する「望月教育プラットホーム」を発足させたことなどを踏まえ、「地域や学校の取り組みを無視し、統廃合を実施することは地域を混乱させる」などと主張している。県教委の松沢睦司教育長職務代理者は「推進委に報告し、議論の材料にしていただく」と述べた。


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