信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

大町2校の関係者が懇談会 署名活動、展開へ
2005年8月10日掲載

 県教育委員会の高校再編案で統合候補になっている大町市の大町高と大町北高の同窓会、PTAの役員は9日、市役所で懇談会を開いた。県教委案に対する署名活動や代案づくりを進める方針を決めた。

 誰が主体となり署名を呼び掛けるかなど、具体的なことは今後詰める。署名の内容は、県教委案の白紙撤回や十分な議論を要望することを中心に検討。両校関係者だけでなく、大町市や大北地方全体に活動を広めたい考えだ。市町村議会への請願、陳情も進める。

 懇談会には、北アルプス広域連合長の腰原愛正市長も出席した。市側は、旧通学区ごとに15年前と今年の募集学級数を比較して説明。旧第12通学区(大北地方)は他通学区と比べ、中学卒業者数の減少割合に対し募集学級数の減少割合が大きく、大幅に削減されている―と指摘した。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun