第2通学区(東信)の高校改革プラン推進委員会は24日、4回目の会合を佐久市内で開いた。この日も再編案の背景や理由を問う意見などが出て、踏み込んだ議論には至らなかった。
委員からは「都市部の学級数をそのままに再編すると、地域校にしわ寄せがくる」との指摘や、将来の中学卒業者数の見込みから「(統廃合しなくても)十分対応できる」との発言もあった。
都市部の学級数削減などで再編に対応すべきとの見方に対して、飯島俊勝委員長は「都市部の学級数を減らしても、『魅力ある学校』がなければ、減らした学級数だけ行く場のない生徒が増える」と指摘した。