信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

木曽3校存続を―連絡協議会、発足
2005年7月21日掲載

 高校改革プランに対応し、木曽地区の3高校存続を図る「木曽3高校連絡協議会」の設立総会が19日夜、上松町で開かれた。3校や町村の関係者ら200人余が参加。学校と地域が連携して魅力ある高校づくりを進めるため、存続活動や調査研究などを行っていくとした会則を承認した。

 会長に田中勝已木曽福島町長を選んだ。この日は、高校改革プランで木曽高校を木曽山林高校に統合するとした県教育委員会の案について、県教委高校教育課の吉江速人課長が初めて説明。地理的条件に配慮しつつ、高校生が減り続ける中で再編は不可欠―とした。

 会場からは、統合で2校の魅力が逆になくなってしまうと心配する声が続出。木曽高校生徒会は「再編案の真意を知りたい」と、吉江課長に質問状を手渡した。


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