信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

望月高存続へ活動―同窓会やPTA、方針確認
2005年7月 8日掲載

 望月高校(佐久市)の同窓会、PTAなどでつくる「望月高校存続と発展を図る実行委員会」(上野品吉会長)は6日、佐久市望月支所で総会を開いた。蓼科高校(立科町)との統合を示した県教委の高校改革プラン再編案に対し、県や県教委、県議会などに存続に向けた要望、陳情活動を行っていくほか、地域住民への周知や署名活動を進めることを決めた。

 実行委員会は昨年7月、県の高校改革プランを受けて発足。同8月には知事や県教委に同校存続のための要望書を提出し、旧町内で計2回、チラシを全戸配布。今月も県議会、県教委に陳情書を出している。

 総会では、出席者から「高校存続は望月地区全体の問題」「80年近い伝統と歴史ある望月高をぜひ存続、発展させたい」とする意見が出て、地域住民が一体となって問題に取り組む方針を確認した。


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