犀峡高校(信州新町)に関係する4市町村や教育委員会、PTAなどでつくる「犀峡高校を発展させる会」(会長・中村靖信州新町長)は6日、町役場で総会を開いた。県教委が県立高校再編案で、中条高(中条村)を犀峡高に統合する、としたのに対し、「まだ何も決定したわけではなく、高校発展のために、努力しなくてはならない」と、さらに存続要望を強めることを確認した。
総会には、同窓会などでつくる「犀峡高校を支援する会」の関係者も出席。同校存続を要望する署名活動を開始したことを報告。町内全戸や長野市西部、同校生徒の保護者らに向けて署名用紙の配布を始めているといい、総会でも署名への協力を依頼した。同窓会長の中村尚夫さん(75)は「小規模校であることに変わりはない。できる対策を続けて、高校を存続させたい」と話していた。