木曽郡町村議会議員総会は5日、上松町の木曽勤労者福祉センターで開き、木曽地域の木曽、木曽山林、蘇南の県立3高校の存続を求める決議をした。
総会では3校それぞれに特徴があり、魅力ある高校づくりに向けて努力している中で、地域の実情などを無視した改革は混乱を生じる―と指摘。県教委に3校の特色に配慮した高校改革を進め、各校の果たしている社会的・経済的役割を重視するよう求めた。
今回は新たに、鳥獣による被害対策の推進を取り上げた。森林から人家近くの畑まで広範囲に被害が及んでいるとし、関係機関に被害防止対策の支援、里山整備の促進、間伐など森林整備の支援を要望した。
このほか、県立木曽病院の機能充実、道路対策への取り組みを求める決議も行った。