信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

飯山市が4高校長と懇談 旧第1通学区
2005年7月 3日掲載

 飯山市は1日夜、旧第1通学区の4高校の校長や関係者との懇談会を市役所で開いた。県教育委員会が具体的校名を挙げて県立高校再編案を示したのを受け、地域としての対応などをめぐり意見を交わした。

 木内正勝市長、高校改革プラン推進委員でもある小山元彦市教育委員長や4校長、同窓会長、PTA会長ら16人が出席。木内市長は「校名発表は時期尚早。部会ごとに住民や生徒の声を聞く必要があった。(普通校)3校存続は不可能でも、地域校の在り方を見据えた高校数の議論も必要ではないか」と述べた。

 出席者は「どんな学校が必要か考えなければいけない」「他学区への流出を抑えられるよう行政の地域づくりビジョンも必要」などと指摘。小中学校や地域も交えた議論を求める意見もあり、今後も同学区内で議論の場を設けることを決めた。


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