信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

高教組が対策会議 「撤回」求める方針確認
2005年7月 3日掲載

 県高教組は2日、長野市内で高校改革プラン対策会議を開いた。県教委が示した県立高校再編案で、統廃合の対象に挙がった高校の教員を中心に約40人が参加し、各校の情報を交換。存続に向け、地域との連携を進める一方、少人数学級導入や、再編案の「白紙撤回」を求めていく方針を確認した。

 県教委が高校名を示したことに対しては、「地元とのつながりができ始めた矢先の提示で困惑している」(駒ケ根工業)「来年度の募集に影響が出そうで心配だ」(中野)といった否定的な意見が目立った。「対象に挙がったか挙がらなかったかで、受け止めに差がある」との声もあった。

 統廃合対象に挙がった南信の高校からは、生徒会や運動部が署名活動を計画している様子なども報告された。


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