県警は14日、4月に投開票される統一地方選の選挙違反取締本部を捜査二課と25署に設置した。13日までに前回選(2003年)の同時期を5件上回る19件の警告を出しており、悪質な違反は告示前、投票前でも摘発する方針という。
県議選に立候補予定の14派に18件の警告を出した。内訳は、選挙管理委員会に届けた上で選挙運動期間中にしか掲示できない大きさの看板を出すなどの文書掲示が16件、選挙への立候補や投票の呼び掛けが類推できる内容のチラシを配った文書頒布が1件、戸別訪問が1件。
このほか、市町村議選に立候補予定の1派に文書頒布で1件の警告を出した。