信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

全壊住宅への支給は346万円 岡谷市が義援金配分決定
2006年9月30日(10:04)

 岡谷市は29日、7月豪雨災害で市に寄せられた義援金について、配分額の基準となる全壊住宅への支給額を346万円と決定した。
 市義援金配分委員会が決めた配分比率に従い、大規模半壊住宅は207万円、土砂が流入した床下浸水住宅は34万円、土砂流入がなかった床下浸水住宅は6万円―などとした。人的被害では、死亡が242万円、1カ月以上入院した重症者は24万円など。
 今月20日に締め切った罹災(りさい)証明により被災住宅や人的被害の件数が確定。市は当初基準額を290万円程度と見込んでいたが、土砂が流入した床下浸水の件数が試算より少なかったため、増額した。
 8月25日までに集まった義援金約1億7400万円を今回の1次配分に充てる。同26日以降の義援金は再度配分委を開いて検討する。


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