信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

岡谷のボランティア拠点31日閉鎖 派遣のニーズ終息
2006年8月30日(09:52)

 7月豪雨で土石流被害を受けた岡谷市で、復旧作業に携わるボランティアの受け入れ・派遣をしてきた市社会福祉協議会の災害救援ボランティアセンターが31日で閉鎖される。市社協は「ボランティア派遣のニーズが終息した」としている。
 同センターは、災害が発生した7月19日に市カノラホールに設置し、その後、市役所に移転。ボランティアの常時派遣を終了した今月9日までに、延べ6409人(うち県職員約2000人)を救援物資の輸送や被災住宅での土砂除去作業などのために派遣した。
 以後は、ニーズに合わせてその都度ボランティアを募集する方式として、12日にセンターを市社協に移した。10日以降、被災住民に一輪車などを貸し出したものの人員の派遣はなく、一般からボランティアを募る必要がないと判断、閉鎖を決めた。


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