豪雨災害の被災者を対象とした「被災者支援なんでも行政相談」が11日、下諏訪町の下諏訪総合文化センターで開かれた。町や県、県警など13機関が参加し、それぞれの担当者が相談に応じた。
複数の機関が1カ所に相談窓口を設けることで、被災者の利便を図ろうと総務省長野行政評価事務所が主催。岡谷、諏訪市と下諏訪町から被災者4人が訪れ、土地と建物の権利書の流失や自宅の損壊に対する支援の要望などが、長野地方法務局や県、町に計7件あった。
下諏訪町の60代の女性は、自宅の浸水被害の被災証明と、豪雨災害で壊れた自宅近くの用水路の擁壁修理について、町職員に相談。相談を受けた町は近日中に被害状況などを調査するという。
この女性は「どこに相談していいのか分からなかったので助かった」と話していた。