岡谷市は10日、7月豪雨災害の復興事業推進などに当たる復興対策室を、市役所4階に設置した。今後、対策室を中心に、できるだけ早い時期に市独自の復興計画を策定する。
竹沢幸男助役はこの日の記者会見で、復興対策室の設置期間について「3年以内をめどとしている」と述べ、それまでに主な復興事業を終える考えを示した。
対策室は、被災者支援などソフト面の「復興支援」と道路整備や治山治水などハード面の「復興整備」の2担当制。関係各課から同日、兼務1人を含む職員11人が配属された。商業観光課長から室長に就いた長尾恒一・総務部豪雨災害復興参事は「スムーズな復興が使命。被災者とのコミュニケーションを図っていきたい」と話した。