岡谷市は10日午前、7月19日の豪雨災害発生から設置していた災害対策本部を解散した。今後の被災者支援や復興事業は、この日設けた復興対策室が担当する。
市役所でこの日開いた最後の対策本部会議で、本部長の林新一郎市長が、復興対策室に配属する職員10人に辞令を交付。「安全安心のまちづくりに向けて、復興対策室には今後、粘り強い対応が求められる。全庁を挙げてバックアップする」と述べた後、対策本部の解散を宣言した。
災害発生から23日目のこの日までに、市内の土石流災害現場の復旧作業はほぼ完了。13カ所開設した避難所はすべて閉鎖した。
【写真説明】災害対策本部の掲示を外す林新一郎岡谷市長(右)=10日午前8時15分、同市役所