茅野市赤十字奉仕団は9日、豪雨災害の被災者支援のため市内で実施した街頭募金活動で集まった義援金約32万7000円の目録を、日赤県支部茅野市地区長の矢崎和広市長に手渡した。
同奉仕団は災害後、諏訪市内の浸水被害地域で、家屋の清掃作業などにボランティアで参加。街頭募金は6日、団員約30人が市内4カ所の大型スーパーに分かれ、買い物客に義援金への協力を呼び掛けた。
この日は副団長の加藤正和さん(69)と小林千昭さん(63)が市役所を訪れた。加藤副団長は「市民の災害への関心が高く、予想以上に多くの人が協力してくれた」と話していた。
市は、日赤県支部に届ける義援金の募集箱を市役所1階に設置しており、今月18日まで募っている。大きな被害を受けた諏訪湖周3市町に直接届ける義援金も地域福祉推進課窓口で今月下旬まで募っている。