信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

中止の伊那まつり 代替イベントに14連340人参加へ
2006年8月 9日(09:53)

 豪雨災害で中止となった「伊那まつり」の市民おどりに代わるイベントとして、伊那市商店街活性化イベント委員会が15日に中心商店街で開く「元気出そうよ!盆踊り・ダンシングひろば」への参加が14連、約340人に達した。同委員会は「予想を上回り、ありがたい。災害を乗り越え、人も街も元気を取り戻してほしい」としている。
 同委員会は、5日に予定していた市民おどりに参加するはずだったすべての連に「ダンシングひろば」の参加申込書を郵送した。市民おどりに代わる披露の場を―と希望の多かった小中学校関係では、伊那東小と東部中それぞれの有志などの4連が参加。企業系の連はほとんどない。
 「ひろば」は午後6時半―8時半、通り町―八幡町間の県道を歩行者天国にして行う恒例の「ミッドナイトイベント」にあわせて開く。踊り会場は伊那市駅前ビル「いなっせ」前―伊那橋間で、伊那まつりよりは短い。
 伊那橋近くのセントラルパークでは、国道361号権兵衛トンネル開通を記念し、木曽町の木曽踊り保存会を招き、木曽と伊那の盆踊り交流会もある。問い合わせは事務局の吉瀬文男さん(電話0265・72・2322)へ。


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