信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

信州諏訪農協が新鮮な野菜寄贈 諏訪と岡谷に
2006年7月28日(09:04)
06072833.jpg

 信州諏訪農協(諏訪市)の野菜、花き、キノコの3専門委員会は27日、諏訪市と岡谷市の豪雨災害の被災者に新鮮な野菜を食べてもらおうと、地元産のキャベツと大根各60箱(1箱10キロ入り)を両市に贈った。
 1箱にはキャベツ6個か大根15本前後が入っており、諏訪市には各50箱を寄贈。市役所を訪れた野菜専門委員会の田中浩会長は「新鮮な野菜を食べて1日も早く元気になってほしい」と話した。山田勝文市長は「浸水した地区では、後片付けに追われて野菜を買いに行けない家もあると思う。寄贈はありがたい」と述べた。
 市は野菜を、浸水による被害が大きかった上諏訪地区の住民に区を通じて配る。
 この後、岡谷市役所も訪れ、土石流災害の被災住民向けにキャベツと大根を10箱ずつ寄贈した。
【写真説明】山田市長(左)にキャベツの箱を手渡す信州諏訪農協の関係者


<前の記事 大雨被害 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun