箕輪町と辰野町の各社会福祉協議会は25日までに、豪雨被害の復旧支援の拠点となるボランティアセンターをそれぞれ開設した。
箕輪町社協のセンターは、沢の旧ニューライフカタクラ店舗内に設けた。被災者の要請を受けてボランティアを派遣する。既に北小河内の土石流被災地から要請があり、避難勧告が解除され次第、活動を始める。
ボランティアは現在、町内の企業やシルバー人材センターなど11団体と個人約50人が登録。新たな登録も受け付けている。25日は、10人ほどで支援物資の内容や個数を確認するなど、支援要請の受け入れ態勢を整えた。
辰野町社協のセンターは同社協内に開設。ボランティアは既に、町内の数カ所で土砂除去などの作業に当たっている。
伊那市社協は26日から、市内の被災地で主に住宅内の泥を片付けたり家具搬出などを手伝うボランティアを募集する。市内と近隣市町村の住民が対象。市社協に登録してもらい、要望に応じて被災地に派遣する。問い合わせは市社協(電話0265・73・2541)へ。
【写真説明】箕輪町のボランティアセンターで支援物資の内容を確認するスタッフ