信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

下諏訪町役場に住民相談窓口 総合窓口で受け付け
2006年7月25日(09:16)

 下諏訪町は24日、豪雨災害で浸水などの被害を受けた町民が、家屋の復旧の手順や資金、健康などについて相談できる「大雨災害住民相談窓口」を、町役場1階総合窓口に開設した。町社会福祉協議会の災害救援ボランティアセンターは同日、役場隣の下諏訪総合文化センターに移転。25日に専用電話を設置し、ボランティアの登録と派遣を本格化させる。
 町内では、河川のはんらんなどで約500戸が床上・床下浸水し、土砂崩落や堤防の破損も相次いだ。現在も、東高木の5世帯に避難勧告が出ている。
 町は「災害復旧だけでなく、心の面を含めた手当てが必要」と判断。相談窓口で町職員が相談を受け付け、担当部署に連絡して対応する。電話での相談も受け付ける。平日の午前8時半から午後5時半まで町役場(電話27・1111)へ。
 被災者の要望とボランティア派遣を調整するボランティアセンターは、20日に町老人福祉センターに設置したが、広い空間を確保し出入りしやすいようにと移転した。ボランティアは被災者の要望に応じ、浸水家屋や用水路にたまった泥の片付け、畳の取り換えなどをする。
 ボランティア派遣や登録の問い合わせは25日午後からボランティアセンター(電話27・1703)へ。


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