信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

不通の伊那・殿島橋 近くの「春近大橋」に歩道 
2006年7月25日(09:11)
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 伊那市西春近と東春近を結ぶ天竜川の殿島橋の一部が落ちたことを受け、伊那建設事務所は24日、上流の春近大橋の路側帯を広げ歩行者と自転車用に歩道として使用することを決めた。
 天候にもよるが、早ければ25日にも新たなラインを引く。
 春近大橋には正規な歩道がないため、車道の幅を狭め、左右の路側帯を0・6メートルから1・25メートルに広げる。車道は片道2・75メートルとなる。右岸側の国道153号との丁字交差点に横断歩道を設ける。
 春近大橋の完成後、老朽化した殿島橋は自動車の通行を禁止していた。
 市教育委員会が、殿島橋を渡り自転車通学していた春富中学生を運んでいるバスは、26日の終業式までと、夏休み明けの初日だけ運行する。現在、安全に通学できる橋前後のルートを検討中という。
【写真説明】歩行者自転車用の殿島橋(手前)が一部落ち、路側帯を広げて対応することになった春近大橋(奥)


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