宮田村は、宮田高原キャンプ場の今季の営業を断念した。キャンプ場に通じる寺沢林道が豪雨で寸断され、復旧の見通しが立たないため。
村によると、村職員が20日に同林道を調査。キャンプ場から4・5キロ、5・5キロ、7・5キロの3地点で、10―30メートルにわたり崩れているのを確認した。
同キャンプ場は今季、7月から9月まで営業する予定で、1500人の利用を見込んでいた。1日からこれまでに約200人が利用した。
キャンプ場には、村が上伊那の酪農家から預かった牛9頭が放牧されているが、今のところ下山のめどは立っていない。