長野地方気象台は24日午前、県内付近に停滞する梅雨前線の影響で、25日にかけて県内全域でまとまった雨になるとして、大雨に関する情報を出した。21日までの豪雨で被害が出た中部や南部などでは、少ない降水量でも災害が発生、拡大する恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けている。
25日正午までの24時間の予想降水量はいずれも多い所で、北部60―80ミリ、中部60―100ミリ、南部100ミリ。
また、23日午後1時の降り始めから24日正午までの総降水量は木曽郡王滝村御岳山96ミリ、松本市上高地57ミリ、木曽郡大桑村須原54ミリ、上伊那郡飯島町飯島46ミリなど。
梅雨前線の活動は次第に弱まるため、25日昼すぎごろからは曇りになる見込み。