信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

ボランティア奮闘 諏訪は50人派遣 浸水家屋を清掃
2006年7月22日(10:31)
06072207.jpg

 諏訪市社会福祉協議会は21日、市災害ボランティアセンターを、市役所隣の市武道館(高島)に移転した。豪雨災害の被災者の要望に合わせて派遣するボランティアの受け付けと派遣を始めた。
 市社協は19日、同センターを市総合福祉センター(小和田)に開設し、ボランティアの登録を開始。より大勢のボランティアが訪れた際にも対応できるよう広い場所に移った。市ボランティア連絡協議会、諏訪圏青年会議所などと協力して運営している。
 この日は、区などからの6件の要望に対して約50人を派遣。床上浸水で家の中に入り込んだごみの片付けや室内の清掃などの作業をした。
 休日に帰省してボランティアに加わった岡谷市川岸出身の消防士川村宗久さん(30)=東京都=は「新聞でセンターのことを知って来た。自分ができることをやりたい」と話していた。
 武道館では28日までの午前9時−午後4時に開設し、その後は市総合福祉センター内の市社協事務所で対応する。問い合わせ、被災者からの要望の受け付けは災害ボランティアセンター(電話57・7670、ファクス57・7674)へ。
【写真説明】諏訪市武道館に移転した市災害ボランティアセンターで、申し込みをするボランティア希望者


<前の記事 大雨被害 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun