信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

救援物資を仕分け 岡谷のボランティアセンター
2006年7月22日(10:30)
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 岡谷市で19日発生した豪雨災害を受け、市社会福祉協議会が同市幸町の市カノラホール内に開設した「災害ボランティアセンター」のメンバーが、個人や企業から送られた救援物資の仕分けや避難所への輸送に取り組んでいる。
 センターは、「おかやボランティア連絡協議会」の役員15人を中心に構成。21日は20人余が、市災害対策本部あてに送られたペットボトル入り飲料や下着などの救援物資を、市内11カ所の避難所ごとに段ボール箱に分けた後、車で回って配った。
 センター本部長を務める市社協の大槻明会長(73)は「避難区域が拡大する中で終わりが見えないが、物資を届け続けたい」とする。センターによると、避難所には食料や飲み物のほか、歯ブラシや歯磨き粉、シャンプーなどの日用品が不足気味だという。
 被災地区の避難勧告が解除された後に、泥の片づけなどに当たるボランティアの登録も受け付けている。登録の問い合わせや救援物資の受け付けはセンター(電話24・8146)へ。
【写真説明】救援物資の衣類を避難所ごとに仕分けする岡谷市災害ボランティアセンターのメンバー


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