岡谷市や辰野町の被災者の防犯上の相談や被災地の留守宅の警戒のため、県警は21日、女性警察官30人の「シルクエンジェルス隊」を結成した。
2市町の全避難所18カ所に「災害警察相談所」を設置。女性警察官を数人ずつ配置し、被災者の相談に応じるとともに、避難で住人がいなくなった家を見回る。
この日は、岡谷市湊の土石流災害現場に近い湖畔公園の駐車場で出動式があり、岡谷署の東川保幸署長は「きめ細やかに優しく相談に応じてほしい」と呼び掛けた。
【写真説明】避難所の人たちの相談に応じる女性警察官(右)=岡谷市の下浜区民センター