諏訪市社会福祉協議会(河西孝夫会長)は19日、豪雨災害の被災者の要望に合わせてボランティア派遣を調整する市災害ボランティアセンターを市総合福祉センター(小和田)に開設し、ボランティアの登録を受け付けている。22日をめどに派遣を始める方針だ。
作業として、床上浸水で家の中に入り込んだごみの片付けや畳の取り換えの手伝いなどを想定。数日中に、多数のボランティアを受け入れられる施設へのセンターの移転を検討している。
これまでに1団体からボランティア登録申し込みがあったほか、ホームページでセンター開設を告知した県社会福祉協議会には100件を超える問い合わせがあったという。
土砂崩れの被害があった北真志野区から、市を通じてボランティア派遣の要請を受けているといい、市社協の宮野孝樹事務局長は「市、県社協と連携しながら、市民の役に立ちたい」としている。
被災者の要望の受け付け、ボランティア希望者の問い合わせは市災害ボランティアセンター(電話52・2508)へ。
諏訪市社会福祉協議会が開設した災害ボランティアセンターの受付