松本市は、福岡市の中心市街地に19日設けた観光PR施設「上高地の風」で20日午前に行う予定だったオープニングセレモニーを中止、テープカットだけをした。菅谷昭松本市長はセレモニーへの出席を取りやめ、豪雨に伴う災害対策に当たった。PR施設は予定通り25日まで開設している。
「上高地の風」は、気温や湿度などを現地と同じにすることで、上高地を疑似体験ができる施設。幅約10メートル、奥行き4メートルほどのプレハブに、パノラマ写真やパネルを展示している。松本市観光温泉課によると福岡市は19、20日とも大雨。それでも初日は約700人が訪れた。
松本市教育委員会は、20日に奈川地区で予定していた「教育委員と語る会」を延期、「移動教育委員会」を中止した。
塩尻市は、道路事情が良くないことを考慮し、22日に予定していた市民体育祭夏季大会開会式を中止すると決めた。競技は23日、市内各施設で予定通り行う。