信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

アメダス観測不能 諏訪の観測所水没で
2006年7月21日(09:29)

 気象庁諏訪特別地域気象観測所(諏訪市)で、地域気象観測システム(アメダス)の一部が一帯の冠水により水没、19日午後2時ごろから風向・風速や日照時間以外のデータが観測できなくなった。長野地方気象台は20日、職員が調査し、装置取り換えが必要と判断。21日に交換する。同気象台は「大雨警報や注意報を出すのに必要な雨量計だけでも早期に作動させたい」としている。
 同気象台は、15日朝からの豪雨について、諏訪は19日午後1時ごろまでに雨が上がっており今後の災害まとめに必要な降水量などのデータは確保されたとしている。
 県内は21日昼すぎから夕方にかけて激しい雨が降る恐れがあり、諏訪地域でもまとまった雨になる見込み。


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