信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
知事選での村井氏推薦決める 公明党県本部単独で
2006年7月12日掲載

 20日告示(8月6日投開票)の知事選で、公明党県本部(佐野功武代表)は11日、新人で前自民党衆院議員の村井仁氏(69)を県本部として推薦することを決めた。党本部も同日、県本部の方針を承認した。
 記者会見した佐野代表は「県政は混乱と混迷の度を増している。難局を打開し、新しい県政を構築するには、経験豊かな村井氏が最適」と推薦理由を説明。県本部の単独推薦としたことについては「政党が表に出るのではなく、村井氏を支援する他の市民グループなどと連携し、より広範な支持を得ていくため」と話した。
 県本部によると、現職で3選を目指す田中康夫氏(50)が初当選した2000年と、前回02年の知事選では、県本部はいずれも自主投票とした。
 知事選ではこれまで、自民党県連(小坂憲次会長)が村井氏を県連推薦とし、民主党県連(羽田孜代表)、共産党県委員会(今井誠委員長)、社民党県連(山口わか子代表)はいずれも自主投票で臨む方針を決めている。


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