信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
しなやか会と新党日本 「水平協働」で田中知事支援
2006年7月 4日掲載

 田中康夫知事(50)は3日の県会一般質問で、知事選に向けた自身の選挙態勢について、「しなやかな信州をはぐくむ会(しなやか会=知事後援会)の皆さんがチームで推薦母体を作っていただけることになった」と述べた上で、「チームメンバーに水平協働というかたちで新党日本も加わることが決定した」と説明した。自身が代表を務める同党の公認で立候補するかどうかは明言しなかった。今井正子氏(トライアルしなの)の質問に答えた。
 「しなやか会」の穂苅甲子男会長(松本市)は同日、取材に対し「(選挙態勢の)中心は会で統括し、勝手連も含めてやっていく。簡素にして金をかけないようにやろうという方針だ」と説明。田中氏への政党推薦は「どの党も推薦は拒まないということで進めていく予定だ」と述べたが、こちらから推薦を要請していく考えはない−とした。
 穂苅会長によると、会は6月30日と今月1日に緊急会議を開き、知事選での態勢づくりを協議。長野市で30日に開いた会合には田中氏も出席したという。


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