信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
務台氏に立候補を強く求める考え 上伊那の進める会
2006年6月 1日掲載

 上伊那地方の住民有志でつくる「明るい県政を進める会」(代表・桜井伝一郎元伊那市議長)は31日、伊那市内で記者会見し、8月の知事選で総務省調整課長の務台俊介氏(49)に立候補を強く求めていく考えを示した。
 同会は22日に務台氏に出馬を要請した「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)の構成団体。桜井代表も同日の要請に加わっているが、候補一本化の動きが進んでいないことなどを理由に務台氏がその時点で受諾しなかったため、務台氏支持の姿勢をあらためて示して、務台氏への一本化を進めたい考えだ。
 桜井代表は会見で、務台氏について「地方自治体を熟知しており、最適任」とし、「(務台氏は)県民のために役立ちたいとの思いは今も捨てていない」と述べた。
 福沢喜美副代表(駒ケ根市議)はこの日、上伊那8市町村の議長らに務台氏擁立の支援組織を結成するよう要請したことを明らかにした。
 また、桜井代表は、自民党県連が6月3日まで受け付けている候補者公募に務台氏を他薦することは「十分ありえる」とし、1日の連絡協議会の会合で検討される見通しを示した。


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