信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
務台氏で知事選候補一本化を 安曇野市議ら呼び掛け
2006年5月26日掲載

 安曇野市議の有志13人が25日、同市内で記者会見し、8月の知事選で、田中知事への対立候補を同市出身で総務省調整課長の務台俊介氏(49)に一本化するよう、県内各政党、団体、市町村議員らに呼び掛ける声明を発表した。
 全市議28人のうち、共産、公明、無所属の計6人を除き、最大会派の51会など3会派に所属する無所属議員全22人の声明として出した。務台氏を「行政実務能力に優れ、知事としての才覚を持っている」と評価している。
 有志代表の藤森康友氏ら2市議は22日、「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)の務台氏への立候補要請に同行した。藤森氏は「一本化が実現すれば務台氏の出馬は可能だ。他の市議有志や団体とも連携していく。政党への申し入れは今後慎重に検討する」と述べた。
 一方、松本市議の有志グループも26日、市内で記者会見し、務台氏の擁立を目指す方針を発表する。


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