８月の知事選で田中知事に代わる候補を擁立しようとしている市民団体「明日の長野県を創り直す安曇野の会」は１８日、「候補として名前が挙がった人に対し、インターネットなどを利用して誹謗（ひぼう）中傷が流されるおそれがある」とし、監視を強化して「公正な選挙」を確保するよう求める要請書を県警に提出した。
　提出後、県庁で記者会見した同会の藤原正三副代表は「低次元の選挙にしてはいけない」と述べた。同会は、旧南安曇郡三郷村出身で総務省調整課長の務台俊介氏（４９）の擁立を目指している。