大町市の大町高校、大町北高校を統合して2016年度開校予定の「大町新校」の校名案を決める校名選考委員会が10日夜、市内で初会合を開いた。公募により本年度内に決定する方針を確認した。
選考委は、両校教職員らでつくる新校準備委員会内に設け、両校同窓会長やPTA会長、大北地方の教育委員会関係者ら14人で構成。校名案を9月から10月まで公募し、寄せられた案を選考委が2段階で一つに絞り込み、準備委に報告するとした。
この日は、「大町、大町北のいずれか一校だけを想起させる名前としない」などの選考基準案について意見交換。委員からは「どちらかがいいという人もいる。初めから除外する必要はない」「新校の理想を掲げた新たな名前にすべきだ」といった意見が出た。
今月30日に予定する第2回会合では、選考方法についての詳細を詰める。