県教委は10日、今春に行う2012年度高校入試について、志願者の第2回予定数調査の結果を公表した。公立全日制の前期選抜(自己推薦型入試)は高校志願予定者全体の32・4%に当たる6725人が希望し、募集人員に対する倍率は1・54倍。後期選抜(一般入試)の倍率は1・41倍だった。
調査は、既卒者を含む高校志願予定者2万762人に、昨年12月19日時点で第1志望校を聞いた。
公立全日制では、前期選抜の学科別倍率は普通科が1・41倍、農業科1・67倍、工業科1・61倍、商業科1・77倍、家庭科2・23倍、特色学科1・29倍、総合学科1・48倍。普通科が前年同期より0・12ポイント低下したほか、農業、工業、商業、総合も下がった。
普通科の学校別では、長野南が2・57倍で最も高く、長野東2・52倍、岡谷東2・27倍、松代2・16倍、飯山北2・08倍と続いた。
後期選抜は1万6952人が志望し、普通科は1・19倍。農業科2・15倍、工業科2・04倍、商業科2・15倍、家庭科2・53倍、特色学科4・81倍、総合学科2・03倍だった。
定時制と多部制の前期選抜は301人が志望し、倍率は0・97倍。後期選抜は528人で倍率は1・61倍だった。
私立は定員3805人に対して、2384人が志望。県外の高校を志望しているのは435人、未定は130人だった。