信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

須高の新高校設置16日に意見交換会 県教委が中間報告
2010年4月14日掲載

 須坂市内の県立4高校の同窓会関係者らでつくる「須高地域の高校を考える会」は16日午後6時半から、同市常盤町の旧上高井郡役所で、須坂商業高と須坂園芸高を統合して設置する新校についての意見交換会を開く。県教委の担当者が、懇話会を設置して地域代表と話し合ってきた結果を中間報告する。委員以外の保護者や市民にも新校の姿を知ってもらおうと、参加を呼び掛けている。

 県教委は県立高校再編計画で、2013年以降に2校を統合し、総合技術高校を設置する方針を示している。県教委が昨年8月に設置した「地域とともに須坂新校を考える懇話会」は、両校の同窓会、PTAや、須坂市、小布施町、高山村の教育委員会の代表などの19人が委員。県教委が作る「再編実施計画」に反映させるため、活用する校舎、生徒を募集する時期、教育内容などを検討している。

 考える会の荒井清治会長(65)=須坂市下八町=は「一般の保護者の要望や意見も大事だ。より良い高校にするため、多くの人に参加してほしい」と話している。問い合わせは荒井さん(電話090・4917・9729)へ。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun