信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

全日制平均1.04倍 公立高の後期志願状況
2009年3月 5日掲載

 県教委は4日、県内公立高校の2009年度一般入試(後期選抜)の志願変更を締め切り、最終志願状況をまとめた。全日制の志願者は変更前より379人少ない1万1466人で、最終の平均志願倍率は1・04倍(前年度同期1・05倍)となった。
 8764人が志願した全日制普通科の平均志願倍率は1・05倍(同1・07倍)。学校別で最も高いのは松本蟻ケ崎の1・43倍。次いで松本県ケ丘1・38倍、松本美須々ケ丘1・34倍、長野1・30倍と続く。都市部に志願が集まったが、伊那北は0・92倍、飯田は0・97倍と定員割れ。一部の地域高校で引き続き、志願者が募集人員を大幅に下回った。
 全日制職業科では農業科が1・12倍、商業科1・00倍、工業科0・92倍、家庭科0・88倍。特色学科は理数科が1・33倍、英語科(国際教養科、国際文化科を含む)が0・68倍などだった。
 4月に地域キャンパス(分校)として発足する長野西中条校(現中条)は0・25倍、同じく4月から総合学科となる蘇南は0・55倍。
 定時制16校の平均志願倍率は0・33倍、箕輪進修と松本筑摩の多部制・単位制2校は平均で1・12倍となった。
 一般入試は10日(一部の高校は11日も)、合格発表は19日。


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