県会全会派の11人でつくる高校改革プラン研究会(村石正郎会長)は19日開き、5月に決めた、研究会を原則非公開とする方針を転換、今後は原則公開とすることを決めた。非公開には県会内に異論があったほか、会合でも「県議としての説明責任を果たすべきだ」といった意見が相次いでいた。
非公開とする場合は、会員の中から通学区ごとに選ぶ幹事と村上淳・文教委員長を交えて協議し、他の会員に諮って決めるとしている。
研究会は任意の組織で、5月以前は傍聴を認めていたが、県教委の県立高校再編案が具体化するのを前に「自由な意見交換を優先する」として非公開を決めていた。村石会長は「高校再編は(関連議案を議決する)県会にも責任がある。県民に評価されるよう努力したい」と話した。