県教委は11日、県立高校再編で来年度から上伊那農定時制(伊那市)と統合し、多部制・単位制に転換する箕輪工(上伊那郡箕輪町)の新高校名を「箕輪進修(しんしゅう)高校」と決定した。
県教委によると、進修は「進んで学徳を修める」ことを意味する。同校の前身の上伊那高等小学校中箕輪分教場が、卒業者の補助教育機関として「進修学舎」と呼ばれる教室を開いていたことにちなんだ。
箕輪町や同校、同窓会、PTAなどでつくる「箕輪工業高校の未来を育てる会」が8月の総会で新校名とすることを決め、県教委に校名変更を求めていた。
県会12月定例会で、校名が記載された高校設置条例別表を改正し、4月1日から施行する予定だ。