高校再編で統合対象となった飯田工業と飯田長姫の新校名などを検討してきた統合評議員会は10日夜、飯田工業の同窓会館で第2回会合を開いた。9月の臨時県会で統合関連議案が否決されたことを受け、公募していた新校名について、今後の正式な方向が決まるまで検討はしないことを決めた。
新校名は9月7―27日に募集し、5700人余から83種類の応募があった。当初は、第2回会合で5つ程度の案に絞る予定だったが、状況が変わり「本当に統合するか分からないのに、決められない」との方向でまとまった。
応募作品は保管しておき、正式に統合が決まった場合は、あらためて検討することにした。