信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

新校名は「木曽青峰」 木曽と木曽山林の統合校
2006年9月28日掲載

 木曽高校と木曽山林高校(ともに木曽郡木曽町)は27日、両校が統合して来春発足する新高校の名称を「木曽青峰(きそせいほう)」と決めたことを発表した。
 新校名は公募を行い、241件の応募があった。重複を除く137点から両校関係者が6点に絞り、両校同窓会やPTA、生徒代表や中学校関係者ら12人でつくる校名選考委員会が決定した。「青峰」は、森をはぐくむ山と清流、青い空に囲まれた木曽の豊かな自然をイメージさせ、その中で成長する感性豊かな高校生の姿にも重なる−としている。
 木曽山林の松田篤校長は「地域のイメージと生徒が育つイメージが重なる。これで統合校の雰囲気を伝えやすくなる」。木曽の青柳淳校長も「さわやかな校名で、顔が決まった感じがする。中身の充実に向け、両校でさらに協力していきたい」と話した。
 県教委は、来春統合する高校の新校名が出そろったところで正式決定し、県会に高校設置条例の改正案を提出する方針だ。


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