信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

飯山市内の3高校 統合後の校名公募
2006年6月27日掲載

 県教委の高校改革プラン実施計画に沿った統合を計画している飯山市の飯山照丘、飯山南、飯山北の3高校は7月10日から、3校統合後の新しい校名を公募する。地域の意見を反映し、新しい高校への愛着を多くの人に深めてもらう目的。県教委によると、再編対象校の校名公募は、中野市の中野、中野実業の両校に次いで2例目。
 同プランでは照丘高と南高を来年度に統合した後、北高の校舎改築に合わせて最終的に3校を統合する2段階の計画が示されている。公募する校名は3校統合時を想定し、照丘高と南高の2校統合から使用する。集まった案は、3校の関係者のほか飯山市、木島平村、野沢温泉村、栄村の4市村の代表1人を加えた選定委員会(11人)で選考、9月末までに決める予定だ。
 下高井農林高(木島平村)を含めた岳北地方4高校の校長会長を務める小山寿一・飯山北高校長は「統合をスムーズに進めるため、最終的な3校の統合を見据えた校名を募集したい」と説明。「公募で地域の考えを把握したい」としている。
 応募は郵送、ファクス、電子メールで8月4日まで受け付ける。氏名、住所、年齢、命名の理由を明記する。問い合わせは飯山照丘高(電話0269・65・2058)、飯山南高(電話62・4125)、飯山北高(電話62・4175)へ。


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